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2010年10月

魔法使いの弟子

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「一枚の写真で人の気持ちを優しくさせる魔法教えます。」

という張り紙が部室のドアに貼ってあります。

クラブに入って2年目でもなかなか魔法がマスターできないようで…。

七転八倒、迷いに迷ってます。

技術だけじゃないんだよなぁ。

(ま、技術の方もまだおぼつかないんだけどね)

ホントの秘訣は本なんかには書いてないんだよなぁ。

早くそいつに気づいてくれないかな。

目下迷走中のSaKaE写真部の面々の作品は、

11月3日・4日「私学文化祭」 埼玉会館

11月9日~14日「埼玉県高校総合文化祭 高校写真展」 埼玉会館

でごらんいただけます。

ぜひ足をお運びいただき、迷える魔法使いの弟子たちにアドバイスをお願いします。

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言葉

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週明けは「私学文化祭」。

そして「11月写真展(県大会)」のエントリー〆切。

作品展前、先輩たちもみんな苦労してきたのが「タイトルづけ」。

悲しいことにこの作品に命を吹き込む大事な作業を一発でクリアできるのは稀れです。

たしかに彼らの言葉の貧弱さが気になります。

本を読んでない?

音楽を聴いてない?

あらたまった手紙を書くことがなくなった?

ちょっと前にはお気に入りの歌の歌詞を机に落書きしてた生徒がいたものだけどね。

でも致命的なのはラジオを聴かなくなったことかも?

聴くとはなしに耳から入ってくる言葉の数々。

そして頭の中で再現(想像)される場面。

そういう作業をしなくなっちゃっているんですね。

視覚中心の情報収集がいつの間にか想像力の芽を摘んでしまってます。

言葉で伝える努力というか、もどかしさとの戦いというか…。

そんなことで私たちの言語感覚は磨かれてきたのではないでしょうか?

絵文字でごまかすなっちゅうの!そのうちピラミッドの頃の人になっちゃうぞ。

奇しくも今日、中高生からの頃欠かさず聴いていた「ナッチャコパック」のパーソナリティー野沢那智さんが亡くなられました。

あの番組は、手紙が手紙を呼んだと言われた番組。

眠い目をこすりながら、私よりもほんのちょっと年上のリスナーからの手紙の応酬を通じていろいろな言葉や表現、そして考え方(思想)を教えてもらいました。

深夜放送華やかなりし時代に育った幸せをあらためて実感。

ナッちゃんありがとう。ご冥福を心からお祈りします。

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収穫

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故郷・福井は、列車の車窓から市内の山の上のテレビ塔が見えてくると駅が近くなったサイン。車内放送が間もなくの到着と乗り換えの案内を始めます。

週末、同じような景色の見える街に出かけ、高校写真部の研修会をのぞいてきました。

講師の方々による「ポートフォリオレビュー」やグループに分かれての作品(組写真)制作と発表会は、かなり参考になりました。

とくにグループ制作は、時間も手間もかかる企画のようでしたが、それでもやってみる価値は大いにあると感じました。ちょっとした方法なども目からウロコ…。

おかげでさまで、季節とマッチして収穫の多い旅となりました。

山下先生はじめお世話になった先生方、ありがとうございました。

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2年の反攻

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「SaKaEの逆襲」第3弾。

「CAPA」11月号の月例コンテストで2年生が入選。

最近、言われっぱなしだったからねぇ。

ちょっとはいいとこ見せられたかな?

2年生の反攻開始!となるか…。

モノクロ派の彼の孤軍奮闘にぜひ援軍を期待したいものです。

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意地

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言われっぱなし…。

あっさりと負けを認められては、鼓舞しようと言葉を積んだ意味がなくなってしまいます。

悪あがきでもいいから意地が見たい。

「ムリ」と自分を簡単に見限る前に自分のポテンシャル(可能性)を信じてほしい。

見た目はかっこ悪いかもしれないけど、むしろ見た目なんか気にしないで必死でジタバタしてほしい。そうすれば神様もほほえんでくれるんじゃないのかな。

地球の裏側で起きた奇跡を彼らはどういう思いで見ていたのでしょうか。

大沢親分ならとっくに「喝っ!だ、こんなもんは!」とばっさり切り捨てていたでしょうけど。

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体育祭、そして…

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体育祭の撮影。

「写真屋さんの仕事」を求められた場面で、どんな「仕事」ができたのでしょうか?

初めて撮影に臨んだ1年生には、値打ちのある「仕事」をするための準備の大切さと「記録」という写真の持つ性格について考えてもらえたいいチャンスだったと思います。

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嵐を呼ぶ反省会…にはほど遠く

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みんなでUFOを呼んでいるのではなく、

今日の体育祭予行(予選)の撮影の反省会(?)です。

なんかみなさん自分の反省ばかりで…。

仲間のこととか全体のこととかにあまり話題がふれないようです。

ま、謙虚な平和主義者の集まりといえば、そうなんでしょうけど、

得てしてこういう集団は、知らず知らずのうちにみんなで穴に落ちていくことになったりするものです。

そこは百戦錬磨の3年生のお姉さんたちが「グサッ」とやってくれたので、私の出る幕がなくてすみましたが…。

育ちがいいというか…。

本気で集団生活したことがないのかな?本気でケンカしたことないんじゃないかな?

そんな印象だけが残って、顧問の苦労は絶えません。

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先輩直伝(?)の必笑技…ふたたび

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生徒が室内で撮ったデジタルデータをみていたら、やたらとあきらかなアンダー。

なんで?

彼女がゆっくりと語り出した驚愕の新事実…。

「シャッタースピードが1/60より遅くなるときは…」

①ISO感度を上げる。

②脇をしめて息を止める。

③露出補正(マイナス)をかけてスピードを稼ぐ。

④手ぶれ覚悟で強行突破!

答えは、①でもだめなら③だと!

①はともかく、③はないでしょ。

「誰がそんなこと教えたんだ?」

「せ、先輩です。」

「どこのどいつだ、つれてこい!」

「こないだ卒業した…誰だっけな?」

「ね、そう教わったよね。(となりの子に同意を求める)」

(となりの子)「…。(いかにも初耳)」

「あのなぁ…(怒)。(以下、嵐のような指導)」

そんな必殺技が密かに横行する写真部。

(多分そんなの氷山の一角…)

正直もう、先輩に後輩を任せるのが怖いです。

でもさぁ、デジなんだから撮ったらすぐ結果(アンダーだかどうだか)がわかるでしょうに。

先輩がどうのこうの言う以前に自分のその目で確かめなさいよ。

「誰が正しいかではなく、何が正しいか。」でしょ。

言われるままに目の前の穴に落ちてゆく程度の生きる力でどうすんのさ?

後輩に妙な秘伝を残してご卒業された先輩のみなさん、

顧問が困っております。この次お会いする時をお楽しみに…ね。(ひきつり笑)

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ハッピーバースデー

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1年生の少年が16才の誕生日。

ところが当の本人は、終礼の時にみんなに祝福されるまで、

「忘れてましたぁ」って…アンタ。

将来、結婚記念日を忘れてカミさんに愛想つかされやしないかと、いらぬ心配をしてしまった顧問でした。

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やるじゃん!

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「SaKaEの逆襲」第2弾は、第11回上野彦馬賞フォトコンテストでの「入選」受賞です。それもまた1年生の快挙。今度は先日の「CAPA」で入賞した3人とは別の1年生だったりします。プロ野球では、日替わりヒーローの登場は優勝の条件だって言うけど、なにやらそんな胸騒ぎが…。

ますますうかうかできなくなった2年生の反撃は果たしてはじまるのか?

いまこそ先輩の意地を期待します。

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報われなかった努力

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遅ればせながら、9月2日に関西地区でローカル放映(『かんさい情報ネット Ten!』 関西よみうりテレビ)された大阪市立工芸高校の写真甲子園初戦のドキュメント をみました。(こちらで観られます→http://www.ytv.co.jp/ten/sp/index.html

撮影カット数約4万枚…。

数ヶ月に及ぶ撮影と卓越した取材力がにじむ写真。

その中から選び抜いた渾身の8枚で挑んだ初戦審査。

しかし、まさかの落選。

あんなにがんばったのに結果は非情です。

日本一の努力と自他が認めても、それと作品の評価とは別なのが現実。

でも、こういう努力があったことはもっと知ってもらいたい。

だからこそあんだけの写真になったのだと思います。

それだけに、なぜ落ちたのかがわかりません。

うますぎる?大人じみてる?子供が小節コロコロきかせて演歌唄ってるのと同じ?

そんな声も聞こえてきそうだけど、

写真の場合、4万枚も撮ればフツウにああいうレベルになるでしょ。(笑)

画面の中で泣きじゃくる工芸の生徒の姿に、

一緒にみていたウチの3年生の目にも涙が…。

そうだよな、同じ気持ちだったもんな。

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みること、きくこと

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最近、なんだか行き詰まっている子たちがなかなか脱出のきっかけがつかめないでいるようです。

ま、こればっかりは自分で抜け出してくれないことには…ね。

大きな写真展(県大会)への応募を前に焦る気持ち。

さしあたって撮ることしか頭にないというのもわかるのですが…。

端から見るとますますドツボにはまっていくようです。

そんな彼らの気持ちをほんの少し和らげられたらと思い、部員全員でハービー・山口さんの 写真展「1970年、二十歳の憧憬」と、講演を聞いてきました。

みることもきくことも、結局、撮ることにつながっていくということを、彼らが実感できるのはいつになるかはわかりませんが、とにかく南風堂のオヤジとして力になれるのはそのくらいのことです。

何か、即効性のあるハウツーをハービーさんのお話からつかもうと期待していたかもしれないけど、どこぞの写真教室じゃないんだから、それは無理というもの。

「人と出会うこと」、「人を撮ること」について、その奇跡的な偶然を一期一会の心で大切にシャッターを切ること、そんな当たり前に思えることの積み重ねが特別なものになることを教えてくれたような気がします。

ハービーさんの写真をみたミュージシャン・布袋寅泰さんの言葉がめっちゃいい。

「優れた写真家は特別な瞬間に出会う才能を持っている。
いや、すべての瞬間は特別であることに気づかぬ私たちに、時間を止めてタイムスリップさせ、その美しさに気づかせてくれるのが優れた写真家だ。」

そんな写真家の写真がスランプ脱出のきっかけになってくれればいいのですが…。

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