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フィルムコミッション

2010_09_18_sora

今年もB-1グランプリが終わりました。(グランプリは甲府の鶏もつ煮)

ここでの上位入賞はそのまま地域の経済効果につながるのだそうです。

さて、日本にフィルムコミッションという組織ができて約10年。

映画撮影などを誘致することによって地域活性化、文化振興、観光振興を図るのを狙って、各地の自治体がその設立に積極的なのだとか…。

でも、当の地元ではメディアにのるということの力に驚嘆し、混乱し、困惑してるのが現状なのだそうです。人が来てうれしいのは全部の人たちではないということです。

映画やドラマのロケ地になったりするともう大変。カメラもって登場人物の足跡を追うツアー客がどっと押し寄せるわけです。そりゃ、経済効果はあるかもしれないけれど、住民のみなさんのプライバシーが侵されることもしばしばらしく、とっても神経質になっているらしいです。古い街並みを保存するように指定された街などは、とくに。そういう街はテーマパークじゃないし、実際の暮らしの場であることの認識が訪れる側にも必要なはずなんですけどね。

誘致した責任上、自治体の方も、一般市民からのそうしたクレームにも過敏に対応せざるを得なくなっているのが現状のようで、いかにも「写真を撮りにきましたぁ」的な動きの人たちにはあらかじめ注意する習わしになっているようです。やれやれ…。

だけど、その街を舞台にした映像作品やマスコミの報道を見て、純粋にすてきな街だと思い、その風情をカメラにおさめたいと思ってやってきた人たちに「撮影許可申請してますか」というのは、どうなんだろう?それじゃぁ初めからカメラもって写真撮ってる人を悪者扱いしてないかい?

私たちが「行ってみたい街」は、必ずしも私たちを心の底から歓迎はしていないということですね。

なんだか住民不在の日本の行政の問題点を垣間見た気がします。

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