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日藝VS工芸

Roppongi2

月曜日から学年末試験。

先週の校外展が終わってからクラブは試験対策期間ということで、試験が終わるまでは自主活動。

顧問は日大芸術学部写真学科の「卒展」と東京工芸大の「卒業制作展」を見てきました。

今年は両校にそれぞれOB(日藝2人、工芸1人)が出展するので、4年間の成果を見せてもらうのをかなり前から楽しみにしてました。

日藝の方は、フジフィルムフォトサロンでの従来通りの展示スタイル。1人につきフレーム1枚と決まっていてフォーマットもだいたい同じ。「藝祭」のような、「見せ方」で作者の個性を出すようなことはあえてしていません。つまり、純粋に「写真」を見せるという展示です。もちろん、見せ方によって印象も変わるわけですが、こういう展示だと1枚の写真の力が問われるシビアさがあります。最近、見せ方にこだわるのも写真…という傾向があって、1枚の写真の力を追求することを邪魔している気がします。今年はそんなシビアな展示で「?」という作品が例年よりもちょっと目についたかな。そんな印象でした。

工芸の方は、六本木ヒルズ40階のワンフロアで芸術学部の全学科が卒業展示をしていて、まるで出店のない学園祭。ぶ厚い図録もあって、お金かけてるわぁ~。ココの展示は個人のスペースを各自の趣向で展示する、日藝の藝祭スタイル。ただしそれゆえ窮屈感は否めませんでした。来場者がかなりあったので、昔、日本橋の高島屋でやっていた頃のカメラショーを思い出してしまいました。こちらは日藝とは正反対。見せ方も含めて写真表現としている感じ。名刺がおいてあったりして写真新世紀をかなり意識しているのかな?

目一杯イマドキを見せてるんだけど写真や手法はけっして新しくない。それこそがイマドキの彼らの写真なのかもしれません。

今日は「1枚の写真の力」について考えさせられました。伝わらなけりゃ、意味がない。奇をてらう見せ方で自分が酔ってしまって肝心の写真がその次になっていたりすると、なんとも悲しい気持ちになります。ハートをわしづかみにされるような写真が基本にあるような気がします。やっぱりコミュニケーションです。声が小さくて何言っていんだかわからない。問い直すと「なんでもないです」って言っちゃうような…。自分に自信がないのかな、みんな。

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コメント

お久しぶりです。
自分の志望校だった日芸が出てきて、!と反応してしまったおいらであります(過去形なのは、ラッキーな事に合格したからですが(^_^;;

ま、自慢はさておき、これで1、2年は埼玉住民になるわけでして、栄や新座総合技術の文化祭に足を運びに行くことが出来る訳でして、写真部の展示を見に行く事を楽しみにしています。

投稿: G芸M崎 | 2010年2月21日 (日) 12時54分

おおっ!G芸M崎さん、日藝ですか?「日藝M崎」に改名ですね。
残念ながら今年はウチからの進学はありませんが、ことあるごとにでかけてますから、そのうち確実にお会いする日がやってきますね。楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
写真展の案内などを送らせていただきますので、こちらでの住所がわかったら、教えてください。

投稿: GTT | 2010年2月21日 (日) 13時43分

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