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新入生へ(その1)

どうしてやっぱり今までやってきたクラブに行こうとするのでしょう?

たとえばあるクラブなんか入試説明会の時にすでにこのクラブに入りたいから単願で受けますっていう子が50人前後いたりするんです。

そんなことが毎年。

そんな中でレギュラーやAチームに入る確率ってどんくらいかちょっと算数すればわかるはず。

もちろんひとりひとりの価値観の問題だと思うけど…。

でも試合や大会に出られてなんぼじゃないですか?一生懸命やって、それでも補欠のまま、いつも応援席で友達の活躍を見ていたという3年間はやっぱり無念な経験なのではないでしょうか?努力にはやはり光を当ててやるべきだと思いませんか?

中学時代に道具や楽器を個人で買ってしまっていたとしても、それが高校でも続けなければならない理由にはならないでしょ?それなら一生続けなければならなくなってしまう。幼稚園の時にピアノを買ってもらったおうちの子はみんなピアニストになっていますか?

世界も視野も狭い子どもの頃の興味や関心、判断や価値観が大きくなるにつれて変わっていくことはごく自然なことだと思うんです。志向だって好みだって新しいものに触れて変わることを繰り返しながら、人はパーソナリティを形作っていくものだと思うんです。そういう自分の世界を広げようとか、賭けてみようとかいう姿勢がもっとも大切なことだと思います。

入学までの先入観なんてこの1ヶ月で吹っ飛んでしまうはずです。でもそれは当たり前のこと。ここは中学ではなく、高校なのだから。そんな先入観を疑うこともせず早々と自分の3年間を決めてしまう新入生を見ていると何だかさびしい気持ちになります。自分の道は自分で考えて進むべきです。

どんなに低い山でもてっぺんを極めることでしか見られない景色や味わえない気分があります。そういう経験が自信になるんです。それが自分の財産になるわけです。

新入生の諸君、早まるな!写真部を見てからでも遅くないよ。

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